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シングルマザーの応援団
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モンスターマザー 世界は「わたし」でまわっている

『バブル世代には耳が痛い』
 前に読んだ時はここに紹介された実在の子供の名前で大笑いした。その後、週刊誌などで「あんどりゅー」とか「じゅりあな」とかもっとすごいのがそう珍しくもないことを知ってちょっと怖くなった。
 今回また全編通して読んで、なるほどと思う部分がかなりあった。マザーに限らず、幼稚でやたら自分にだけ甘い人間が増えたのだと思う。そして、それは学歴や収入の高い女性でも同じだとこの本は言う。自分を全面的に受け入れてくれる相手、常に全面的に自分の味方になってくれる相手としか付き合えない。正当な批判に対しても、合理的に反論が出来るわけではなく、極端に身構えて拗ねたり幼稚な反撃に出たりする。自分が相手に与えた損害や迷惑と、相手から自分が受ける批判の、バランスを客観的に捉えることが出来ない。どんな時でも自分の「気持ち」を分かってほしい、優先してほしいという甘え。幼児のような傲慢さ。
 「わたし」「自分」が尊重されすぎ、甘やかされすぎになって肥大した結果だろうと思う。何してもいいけど他人に迷惑をかけるなとか、いい年して大仰にジコジツゲンとか言ってないでまず自立しろよとか、そういう当たり前のことが消えている。

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