『単なる猫好きの人にはとっつきにくいかも』舞台は、アイオワ州の小さな町スペンサーの図書館。 本書にて、捨て猫のデューイが愛すべき存在として周囲に 認知されるエピソードの数々や、カラー写真は、猫好きには 魅力的に映ることでしょう。 しかし、本書には、波乱万丈な著者の半生も綴られています。 その内容の重さと、猫の可愛らしさとのミスマッチが 良くも悪くも本書の特徴ですね。 著者自伝としては良いのですが、単なる猫好きの人には とっつきにくいかもしれません。